ピアツーピアシステム

  • URLをコピーしました!
目次

問題文

ピアツーピアシステムの特徴として,適切なものはどれか。

ア アカウントの管理やセキュリティの管理をすることが難しく,不特定多数の利用者が匿名で接続利用できるなどの隠蔽性が高い。
イ サービスの提供や管理を特定のコンピュータが行い,他のコンピュータはそのサービスを利用するという,役割分担を明確にしたシステムを簡単に作成できる。
ウ システム利用者の拡大に伴い,データアクセスの負荷がシステム全体を監視するコンピュータに集中するために,高性能なコンピュータが必要となる。
エ 目的のデータの存在場所が明確なので,高速なデータ検索や,目的とするデータの更新や削除も容易である。

解説

解答

ア アカウントやセキュリティ管理が難しく、匿名で利用できる

これは ピアツーピア(P2P)システムの特徴を正しく表しています。

P2Pでは、特定のサーバを介さず利用者同士が直接接続して通信やデータ共有を行います。

そのため、中央集権的な管理がなく、アカウント管理やセキュリティ確保が難しくなりやすい一方で、匿名性や隠蔽性が高くなります。

ファイル共有ソフトや分散型ネットワークが代表例です。

たとえばiPhoneのAirDropは、P2Pシステムの例として想像しやすいのではないでしょうか?

AirDropは、Wi-FiとBluetoothを組み合わせて近くの端末を検出し、端末同士が直接通信してファイルを転送します。

このとき中央のサーバは介在せず、ユーザーのiPhoneやMacといった端末同士が直接つながる仕組みです。

イ サービス提供と利用の役割を分担したシステムを簡単に作成できる

これは クライアントサーバシステム の特徴です。

サーバがサービス提供を担い、クライアントがサービスを利用するという役割分担を明確にするモデルで、Webシステムやデータベースシステムなどに広く使われています。

P2Pの説明ではありません。

ウ システム利用者の拡大に伴い、監視用コンピュータに負荷が集中する

これもクライアントサーバ型の特徴です。

利用者が増えると、処理要求がサーバに集中するため、高性能なサーバが必要になります。

P2Pでは負荷は分散されるので、この説明は適切ではありません。

エ 目的のデータの場所が明確で、高速に検索や更新ができる

これはデータベースやクライアントサーバ型システムに当てはまる特徴です。

P2Pではデータが分散して保存されるため、場所を明確に特定するのは難しく、検索や更新はむしろ複雑化しがちです。

学びをSNSで共有しよう
  • URLをコピーしました!
目次